MicrocastSpool 1500C、2500C用のEリング使用方法

取り付け方法と解説

Eリングの取付け方法です。
こちらのカスタムはオイルによるギヤとコグホイールホルダーの粘性抵抗や僅かに発生する抵抗等の低減が目的です。
性能的には目に見えるほどの違いは出てこないと思います。
細かな作業を伴いますので、こだわりのある方にお勧めします。

MicrocastSpoolと付属のEリングまたは別売のEリング M2.4を用意します。

リール本体からパーミングカップを外します。

MicrocastSpoolにレベルワインダーを駆動する#10255スプールピニオンギヤ(銀色のギヤ)と#10251コグホイールホルダー(黒い樹脂のパーツ)を取り外します。

更にフレームにはまっているプレートを取り外します。ただはまっているだけなので、真っ直ぐに引き抜いて下さい。

ベアリングがスプリングピンで止まっています。

スプリングピンをピンセットやマイナスドライバー等で外します。
跳ばして紛失しないようにご注意下さい。

必要なパーツを取り外しました。

MicrocastSpoolに#10256スプールシャフトスプリングを取り付けます。
このスプリングが付いていないと、ベアリングがフレームから外れ、スプールリムにキズが付いたり、破損の原因となりますので、必ず取り付けて下さい。

ベアリングとスプールピニオンギヤを取り付けます。切り欠き同士がピッタリはまります。はまるとギヤの端面と溝が同じ位置にきます。

MicrocastSpoolに付属のEリングを溝に取り付けます。少しきついですがプライヤー等で取り付けて下さい。溝の先端部分を強く押したりすると曲がる危険性があります。またEリングが飛び跳ねないようご注意下さい。