リール:15アルデバラン 51HG
15アルデバラン50/51用マイクロキャストスプール、トラウトスペシャルです。
純正スプール(約10.5g)に対し、約4.6g軽量化しました。
管理釣り場ならタックルバランス次第で1g以下のスプーンもキャスト可能。
渓流なら3グラム台のバルサ製フローティングミノーからヘビーウェイトミノーまで、ストレス無くポイントへ届けます。
より軽いルアーをキャストしたい場合はスプールの重量増加を抑えるために、
マグネットブレーキとPEラインのコンビネーションがオススメです。
このスプールは、マグネットブレーキに対応すべく、スプールにブレーキディスクを搭載しています。
マグネットブレーキは、SVSインフィニティ用の外部ダイアルを使い、外部からの調整が可能です。
※15アルデバラン(SVSインフィニティ)と18アルデバラン(NEWSVSインフィニティ)は、
互換性がございませんのでご注意ください。
18アルデバランMGLをご利用のお客様は別売のマグネットブレーキをご利用ください。
★ トラウトスペシャルモデルとは
管理釣り場や渓流などのトラウトフィッシングでのレギュラーサイズの魚をターゲットに開発した
ライトタックル向けスプールです。
ある程度の強度を犠牲にして、超軽量ルアーの飛距離向上を狙いました。
本流の大型トラウトやバスフィッシング同等以上の耐力を必要とする激しい釣りには向きません。
また、 ラインキャパシティに表記のあるラインよりも細いナイロンラインを沢山巻かれますと、ナイロンライン特有の吸水性による膨潤~収縮により、スプール破損の恐れがあります。
ラインを巻く際にテンションを強くかけ過ぎたり、根掛かりを外す際にスプールを押さえて煽ったり、引っ張って切ろうとすると、同様に破損の原因となります。
| 材質 | スプール本体:超々ジュラルミン
スプール軸:超々ジュラルミン |
|---|---|
| 重量 | 約5.9g
※ボールベアリング込みの重量 |
| 適合機種 | 18アルデバランMGL30/31(純正SVS使用不可)
18アルデバランMGL30/31HG(純正SVS使用不可) 15アルデバラン 50/51 15アルデバラン 50HG/51HG |
| 溝深さ | 1.8mm |
| ベアリングサイズ | 外径10mm×内径4mm×幅4mm |
| ラインキャパシティ | PE0.6-110m |
※使用するラインのメーカーやモデル、また糸巻時のテンションの掛け方によって差異が発生します。上記の糸巻量は目安です。
SVSインフィニティの移植方法は下記リンクよりご確認ください。
SVSインフィンティ用プラー 商品ページ
マグネットブレーキは、外部ダイヤルを6にした時にスプールに接触しない位置に調整してご使用ください。
シマノリールの外部ダイヤルは、SVSインフィニティがよどみなく機能するために作られていますが、
アベイル製マグネットブレーキでの機能は考慮しておりません。
そのため、正しく調整した際にもブレーキ目盛りの1や2の時には
ほとんどブレーキが効かない状態となりますが、不良ではありません。
ブレーキの効く範囲内で調整してご使用ください。
リール本体からサイドカバーを取り外し、フレームB受ケ組の3箇所に付いている固定ボルトを取り外します。
3箇所のうち外部ダイヤルの対角に取り付けてある固定ボルトは他の2本より短いです。
取り外したフレームB受ケ組を裏返して、ダイヤルを回しブレーキパイプギアを一番出た状態にします。
その後ダイヤル中央の固定ボルトを取り外します。
ブレーキパイプギヤを裏側から押して取り外します。
ツメがネジ状の切れ込みに引っ掛かっているので、外れない場合はさらに回してパーツが出た状態にしてください。
マグネットブレーキ本体からヘッドパーツを取り外します。
(2021年以降のMicrocast Brake ALD15Kはヘッドが外れない仕様になります。)
マグネットブレーキ本体の内側のツメをフレーム受ケB組の切れ目に入れてねじ込んでください。
一番奥までねじ込みます。
外部ダイヤルの4が写真の位置に来るように、ダイヤルを取り付けます。この時点で固定ボルトでダイヤルを固定します。
ここまで来れば、後は組み立てるだけです。
フレームB受ケ組の3箇所を固定ボルトで固定してからヘッドパーツをネジ込みます。
組み立てが終わったら、ブレーキの調整をします。外部ダイヤルを1の状態でメカニカルブレーキを調整します。
メカニカルブレーキはスプールを組み込んだ状態で、左右にカタカタしなくなったところから僅かに緩めた状態に調整します。
メカニカルブレーキの調整が終ったら、外部ダイヤルを6に設定します。
この時点でブレーキがスプールに接触する場合は、ブレーキのマグネットを締め込み、スプールから離します。
接触しない場合は、接触するギリギリまでマグネットをゆるめ、スプールに近づけます。
※ラインを巻く前のブランキングモデルのスプールですと、外からブレーキの距離が見えますので調整が正確に出来ます。
この状態を基準にして、ブレーキの調整を行ってください。
◆スプールリムを用いてサミングをしますと、摩擦によりアルマイトが剥がれるおそれがあります。
◆サミングはスプールの糸巻き面で行ってください。