23カルカッタコンクエストBFS用マイクロキャストスプールです。軽さと強度に優れた超々ジュラルミンを採用。純正スプールと比べ糸巻量を減らすことでスプール全体の重量を軽量化しました。
バックラッシュを低減し、軽量ルアーをより低弾道で送り込むことができます。PEラインを使用したアジングや渓流トラウトなど、ライトゲームに最適な設計となっております。
※別売の補助マグネット8ヶセット φ4×1mmを必ず取り付けた上でご使用ください。
マグネット増設については下記「使用方法」をご参照ください。
材質 | スプール本体:超々ジュラルミン
スプール軸:超々ジュラルミン |
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重量 | 約5.0g
※純正スプール、Avail製スプール共に、SVSを取り外した状態で測定 ※ボールベアリング込みの重量 |
適合機種 | 21カルカッタコンクエスト200
21カルカッタコンクエスト 201 21カルカッタコンクエスト 200HG 21カルカッタコンクエスト 201HG 22カルカッタコンクエスト 200XG 22カルカッタコンクエスト 201XG |
溝深さ | 1.6mm |
ベアリングサイズ | 外径8mm×内径4mm×幅3mm
(※純正は外径8mm×内径3mm×幅2.5mm 交換の際はサイズにご注意ください) |
ラインキャパシティ | PE0.4-100m / PE0.6-75m / PE0.8-60m
フロロ6lb-40m / フロロ8lb-30m |
※使用するラインのメーカーやモデル、また糸巻時のテンションの掛け方によって差異が発生します。上記の糸巻量は目安です。
純正スプールより浅溝設計なため、純正マグネットと弊社製スプールの距離が空いてしまいブレーキの効きが弱くなります。
距離を縮めるために別売の補助マグネット8ヶセット φ4×1mmを必ず増設してご使用下さい。 増設方法はページ下記をご参照ください。
23CNQ16Rを装着する際に、別売の補助マグネット8ヶセット φ4×1mmを必ずご用意ください。作業後半で取り付けます。
リール本体裏側にあるレバーを後方にスライドします。
すると、本体Bがフレームから持ち上がります。
持ち上がった本体Bの外周を掴みます。
本体Bを取り外します。
純正スプールを取り外し、23CNQ16Rを装着します。
スプールを装着する際は、細軸がハンドル側になるように取り付けます。向きに注意してください。
スプールが装着できましたらマグネットを増設していきます。
ブレーキダイヤルをMAXにし、ユニットが一番張り出している状態にします。この状態にすると作業が進めやすくなります。
純正マグネット配列は+・-と交互に装着されています。このマグネットの上に別売の補助マグネット8ヶセット φ4×1mmを重ね付けしていきます。
ピンセットを使い純正のマグネットの上に重ね張りしていきます。マグネットには+側・-側があります。反発する際に、マグネットが飛び紛失する可能性がありますのでご注意ください。
※絶縁タイプのピンセット等をお持ちの方はそちらをお使いください。
※取り外しの際はピンセットの使用がおすすめです。
※磁性を帯びたピンセット、またはそれら工具等をべアリングに近づけると破損に繋がりますのでご注意ください。
上図のように+・-交互に8個取り付けます。この際、ブレーキダイヤルはMINにしておきます。
本体Bを元に戻します。
※メカニカルブレーキノブを締めた状態で本体Bを開けると、スプールがパーミング側に寄っているため、本体Bを閉じることができない可能性があります。そのような時は、メカニカルブレーキを緩めてお取り付けください。
レバーを前方にスライドし、本体Bを固定し交換作業は終了です、
装着後、普段使用するタックルで実際にルアーをキャストしてブレーキ力を調整してください。ブレーキをminに設定した際、ブレーキを強く感じる場合は追加したマグネットを減らして調整してください。
作業を行う際は周囲の安全を確保してください。電子機器などの磁気に影響を受ける製品に近づけないでください。破壊する恐れがあります。 磁石を飲み込むと窒息の危険や、体内で滞留すると手術が必要になる恐れがあります。 万一磁石を飲み込んだ場合には、すぐに医師の診察を受けてください。
◆マイクロキャストスプールは軽量化するために必要強度の限界まで肉厚を薄くしています。リールの駆動音やベアリングの回転音がリールの内部で反響し、より大きく聞こえる場合がありますが、実釣への影響はありませんので安心してご使用ください。
◆スプール自重の軽量化を実現するため、シャフト素材に「超々ジュラルミン(アルミ合金)」を使用していることから、
その強度低下を防ぐ目的で、Oリングの設置溝を設けずに設計しています。Oリングには駆動音を抑える役割がありますので、それが無いことにより発生したわずかな駆動音がマイクロキャストスプールに反響し純正スプールより音が大きく聞こえやすくなっています。そのような音はスプールの異常ではありません。実釣の際は安心してご使用ください。
◆スプールリムを用いてサミングをしますと、摩擦によりアルマイトが剥がれるおそれがあります。サミングはスプールの糸巻き面で行ってください。
スプールにラインを巻く際、テンションを強くかけ過ぎると破損の原因となります。特にナイロンラインのような伸びのあるラインを巻く際には、テンションをゆるめに巻いてご使用ください。