ABUアンバサダー1500C/2500Cに装着可能なベアリング入りアルミウォームシャフトです。 2ボールベアリング仕様に加え、各パーツには軽量な素材を採用。回転性能の向上と軽量化を両立しました。 本商品は、「ギヤ」・「ベアリング」・「ウォームシャフト押さえ」を"ネジ止めでの固定"にすることで分解が可能です。そのため、メンテナンス性も向上しています。 また、弊社製品の5152コグホイール ・ウルトラライトレベルワインダーセット ・パイロットガイドを組み合わせることで、より回転性能の向上と軽量化が可能です。それらのパーツは、ウォームシャフトとのセットでの購入・装着がおすすめです。
WS-15C-2BB-S ベアリングサイズ |
7mm×4mm×2.5mm 2個 |
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WS-25C-2BB-S ベアリングサイズ |
7mm×4mm×2.5mm 2個 |
WS-15C-2BB-S | 純正 |
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4.1g | 5.6g |
WS-25C-2BB-S | 純正 |
4.4g | 6.1g |
・生産ロットによって、多少重量が前後する場合がございます。
・純正重量はモデルが多岐に及ぶため目安としてご参照ください。
・Avail製のウォームシャフトにはボールベアリング2個の重量を含みます。
WS-15C-2BB-S 適合機種 |
ABU アンバサダー
1500C/1500CI/1500C IAR/1500CAリミテッド/1500CDL/ 1600C/1601C/150PLUS |
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WS-25C-2BB-S 適合機種 |
ABU アンバサダー
2500C/2500CI/2500C IAR/2500CSロケット/2500CDL/2501C 2600C/2600Cエリート/2601C/2601Cエリート/ 3500C/3500C IAR/3500CSロケット/3500CAリミテッド |
初期の純正ウォームシャフトには、上図にある「金属製カップ」が装着されていません。弊社製品は、金属製カップが装着された純正ウォームシャフトと純正パーミングプレートが装着されたリールへ適合します。(初期のウォームシャフト・初期のパーミングプレートへの装着は不可)初期の純正ウォームシャフトから弊社製品へ交換する場合、合わせてパーミングプレートの購入・装着が必要です。適合に関するご不明点はお問い合わせフォームよりご一報ください。
ウォームシャフトのフレームへの取付方法は上記画像を参考に作業を進めてください。
※価格は2024年1月の旧タイプ WS-15C-2BBの販売価格です。
◆メンテナンス時は、上記画像を参考に各パーツの装着向きにご注意ください。
◆メンテナンスのためにネジを取外す際、当て布や手袋などを使用しネジを緩めてください。再装着時も同様です。ギヤ部に直接触れると怪我をする可能性がありますのでご注意ください。
まずは、ウォームシャフトの分解から始めていきます。
①ベアリングを取外す。
②③パイプを取外すと、パイプとシャフトに分かれます。
④パイプ取外し後、シャフトに装着されているベアリング・ウォームシャフト押さえ・ギヤ・固定ネジを取外していきます。
⑤ネジを外す際、ギヤ部に布を当て掴みます。その後、固定ネジをプラスドライバー1番を使用し取外す。
※ギヤ刃部が鋭い為固定ネジを緩める際は怪我をする恐れがあります。そのため布等を使用し指先を保護しながら分解作業を行ってください。
⑥ギヤを取外す。
⑦ウォームシャフト押さえを取外す。
⑧⑨ベアリングを取外す。
⑩ウォームシャフトの各パーツを取外した様子。⑬からは組立の説明になります。
⑪組立時には「ウォームシャフト押さえ」の装着向きに注意してください。⑪は表(ネジ側)です。
⑫は裏(ベアリング側)です。裏にはツメが2本あります。
⑬ベアリング→ウォームシャフト押さえの順番でシャフトに装着します。
⑭取り付けたウォームシャフト押さえの装着方向を確認してください。
⑮ギヤを装着する際は、シャフトの先端のきりかきとギヤの裏部の凹部を合わせるように装着します。(赤線部を合わせるように装着)
⑯ギヤの拡大写真です。⑯の面が裏です。ギヤ中央の凹部にシャフトの"きりかき"が合うように設計されています。
⑰はネジ側で表です。
⑱ギヤをシャフトに装着する際は、左右にギヤを揺すりながらシャフト先端とギヤの凹面を合わせます。
⑲シャフト先端とギヤの凹面を合わせた状態でネジを締め込んでいきます。※締め込む際は、怪我防止のためギヤ部に当て布をして作業してください。
⑳締め込みに使用するドライバーはプラスドライバー1番です。
㉑ウォームシャフトを組み立てることが出来ました。
㉒㉓ウォームシャフトにパイプを装着する際は、㉓赤部のコの字部分のきりかきにウォームシャフトのツメが合うようにパイプを装着してください。
㉔赤矢印の方向にウォームシャフトを挿入します。
㉕パイプ赤部のコの字部のきりかきにウォームシャフトのツメを合わせます。
㉖反対側へベアリングを挿入します。これでウォームシャフトの組立ては完了です。
㉗ウォームシャフトは組立てた状態でフレームへ装着してください。
※分解・組立に関してのご不明点はお問い合わせフォームよりご一報ください。
◆出荷時の商品には緩み防止のための"ネジ止め剤"が塗布されています。一度取外すことでネジが緩みやすくなる場合がありますのでご注意ください。
◆メンテナンスのためにネジを取外す際、当て布や手袋などを使用しネジを緩めてください。再装着時も同様です。ギヤ部に直接触れると怪我をする可能性がありますのでご注意ください。
◆購入商品取付時のパーツ紛失・破損・怪我に十分注意して作業を進めてください。