Microcast Spool 14CNQ1024RI(溝深さ2.4mm)
リール:15カルカッタコンクエスト101HG
Microcast Spool 14CNQ1024RIは、お好みに合わせてSVSインフィニティを移植して遠心ブレーキ仕様に…
もしくは別売りのマグネットブレーキを取り付けてマグネットブレーキ仕様に…お好みに合わせて選べます。
浅溝設計なので、5gから15gくらいまでが使いやすいかと思います。
材質 | スプール部分:超々ジュラルミン(アルマイト加工により着色) シャフト部分:ステンレススチール |
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適合リール | 14カルカッタコンクエスト100/101 15カルカッタコンクエスト100HG/101HG |
スプール | 重量 | 純正品に対する重量比 |
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14CNQ1024RI | 10.2g | 87.1% |
純正スプール | 11.7g | - |
※生産ロットによって、多少重量が前後する場合がございます。
※純正スプール、弊社製スプール共に、SVSのない状態で測定したものです。
スプール | PE0.8号 |
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14CNQ1024RI | 150m |
※Avail製スプール ラインキャパシティ目安表
に一覧があります。併せてご参照ください。
※ナイロン、フロロ、PEとも使用するラインのメーカーやモデル、また糸巻時のテンションの掛け方によって差異が発生します。あくまでも糸巻量の目安として活用ください。
※スプールリムを用いてサミングをしますと、摩擦によりアルマイトが剥がれるおそれがあります。サミングはスプールの糸巻き面で行ってください。
※スプールにラインを巻く際、テンションを強くかけ過ぎると破損の原因となります。特にナイロンラインのような伸びのあるラインを巻く際には、テンションをゆるめに巻いてご使用下さい。
ここでは15カルカッタコンクエスト101HGを使い、解説していきます。
マイクロキャストブレーキALD15は、外部ダイヤルをMAX.にした時にスプールに接触する場合があります。
外部ダイヤルを回した時に接触しない範囲でご使用下さい。
シマノリールの外部ダイヤルは、SVSインフィニティがよどみなく機能するために作られていますが、
当然アベイル製マグネットブレーキでの機能を考慮しておりません。そのため、
正しく調整した際にもブレーキ目盛りのMIN.から下4分の1はほとんどブレーキが効かない状態となりますが、
不良ではありません。
ブレーキの効く範囲内で調整してご使用下さい。
リール本体からサイドカバーを取り外し、フレームB受ケ組に付いている固定ボルトを取り外します。
取り外したフレームB受ケ組から各パーツを外します。
取り外したフレームB受ケ組を裏返して、ダイアルをMAX.方向へ回しブレーキパイプギアを一番出た状態にします。
その後ダイアル中央の固定ボルトを弛め、BRツマミギアを取り外します。
取り外したBRツマミギア(金色のパーツ)は、マグネットブレーキ仕様時には使いません。
遠心ブレーキで使う際に必要となりますので、なくさないように保管して下さい。
マグネットブレーキの内側に2箇所のツメと、外側にギザギザが切っていない部分が1箇所あります。
ギザギザが切っていない部分を小さいギヤ(BRツマミギア)の対角線方向に向け、
ツメを切れ目に入れて30度ほどねじ込んで下さい。
※写真のブレーキユニットには8箇所にマグネットが入っていますが、
製品は6箇所となっております。2個のマグネットの追加が可能です。
外部ダイアルをMAX.方向へ回しきった状態から小さいギヤ(BRツマミギア)の内側の平行にになった穴と、
ダイアルの平行部分を合わせて取り付けます。この時点で固定ボルトでダイアルを固定します。
ダイアルをMIN.まで回すと、ブレーキユニットとフレームB受ケ組に隙間が出来ます。
ここに隙間があるとMAX.時にスプールとブレーキが接触しますので、接触しない範囲でご使用下さい。
隙間が出来ない取り付け方法は改めて解説したいと思いますが、とても複雑な作業となりますので、
通常の取り付け方法で当たらない範囲で使用していただく方が楽かと思います。
組み立ての際は、フレームB受ケカムと本体Bカムレバーは、写真のように重ねます。
重ねた2つのパーツは、写真のようにフレームB受ケ組に取り付けます。
ブロンズ色の座金をこのように乗せ、固定ボルトで軽く固定します。
矢印の部分に小さな突起があり、突起を本体Bの内側になるように ひねってから固定ボルトを締めます。
正しく組み立てると、先ほどの突起は外側から見えなくなります。
これで組み立ては完了です。マイクロキャストブレーキのマグネットを取り付けている部分はネジになっていますので、
一番締め込んだ状態で使用して下さい。
ブレーキのマグネット部分が出ていても、使用は可能です。ブレーキがスプールに当たらない範囲でご使用ください。