シマノ 14カルカッタコンクエスト100用のマイクロキャストスプールです。
お好みに合わせて、SVSインフィニティを移植して遠心ブレーキ仕様に。または別売りのマグネットブレーキを取り付けてマグネットブレーキ仕様に。浅溝設計のため、小型ミノーなどが快適にお使いいただけます。
材質 | スプール本体:超々ジュラルミン
スプール軸:ステンレス |
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重量 | 約10.2g
※純正スプール、Avail製スプール共に、SVSのない状態で測定 |
適合機種 | 14カルカッタコンクエスト100/101
15カルカッタコンクエスト100HG/101HG |
溝深さ | 2.4mm |
ラインキャパシティ | PE0.8-70m |
※使用するラインのメーカーやモデル、また糸巻時のテンションの掛け方によって差異が発生します。上記の糸巻量は目安です。
ここでは15カルカッタコンクエスト101HGを使い、解説していきます。
マイクロキャストブレーキALD15は、外部ダイヤルをMAX.にした時にスプールに接触する場合があります。
外部ダイヤルを回した時に接触しない範囲でご使用下さい。
シマノリールの外部ダイヤルは、SVSインフィニティがよどみなく機能するために作られていますが、
当然アベイル製マグネットブレーキでの機能を考慮しておりません。そのため、
正しく調整した際にもブレーキ目盛りのMIN.から下4分の1はほとんどブレーキが効かない状態となりますが、
不良ではありません。
ブレーキの効く範囲内で調整してご使用ください。
リール本体からサイドカバーを取り外し、フレームB受ケ組に付いている固定ボルトを取り外します。
取り外したフレームB受ケ組から各パーツを外します。
取り外したフレームB受ケ組を裏返して、ダイアルをMAX.方向へ回しブレーキパイプギアを一番出た状態にします。
その後ダイアル中央の固定ボルトを弛め、BRツマミギアを取り外します。
取り外したBRツマミギア(金色のパーツ)は、マグネットブレーキ仕様時には使いません。
遠心ブレーキで使う際に必要となりますので、なくさないように保管してください。
マグネットブレーキの内側に2箇所のツメと、外側にギザギザが切っていない部分が1箇所あります。
ギザギザが切っていない部分を小さいギヤ(BRツマミギア)の対角線方向に向け、
ツメを切れ目に入れて30度ほどねじ込んでください。
※写真のブレーキユニットには8箇所にマグネットが入っていますが、
製品は6箇所となっております。2個のマグネットの追加が可能です。
外部ダイアルをMAX.方向へ回しきった状態から小さいギヤ(BRツマミギア)の内側の平行にになった穴と、
ダイアルの平行部分を合わせて取り付けます。この時点で固定ボルトでダイアルを固定します。
ダイアルをMIN.まで回すと、ブレーキユニットとフレームB受ケ組に隙間が出来ます。
ここに隙間があるとMAX.時にスプールとブレーキが接触しますので、接触しない範囲でご使用くだ
さい。
隙間が出来ない取り付け方法は改めて解説したいと思いますが、とても複雑な作業となりますので、
通常の取り付け方法で当たらない範囲で使用していただく方が楽かと思います。
組み立ての際は、フレームB受ケカムと本体Bカムレバーは、写真のように重ねます。
重ねた2つのパーツは、写真のようにフレームB受ケ組に取り付けます。
ブロンズ色の座金をこのように乗せ、固定ボルトで軽く固定します。
矢印の部分に小さな突起があり、突起を本体Bの内側になるように ひねってから固定ボルトを締めます。
正しく組み立てると、先ほどの突起は外側から見えなくなります。
これで組み立ては完了です。マイクロキャストブレーキのマグネットを取り付けている部分はネジになっていますので、
一番締め込んだ状態で使用して下さい。
ブレーキのマグネット部分が出ていても、使用は可能です。ブレーキがスプールに当たらない範囲でご使用ください。
◆スプールリムを用いてサミングをしますと、摩擦によりアルマイトが剥がれるおそれがあります。
◆サミングはスプールの糸巻き面で行ってください。