Microcast Brake CNQ14K
Microcast Spool 14CNQ1024RI専用のマグネットブレーキです。
より軽いルアーをキャストしたい場合は、PEラインとマグネットブレーキのコンビネーションがおすすめです。
ここでは15カルカッタコンクエスト101HGを使い、解説していきます。
リール本体からサイドカバーを取り外し、フレームB受ケ組に付いている固定ボルトを取り外します。
取り外したフレームB受ケ組から各パーツを外します。
外部ブレーキ調整ダイヤル(以後、ダイヤル)をMIN.に設定し、フレームB受ケ組を裏返します。
ダイヤルの固定ビスを取り外し、BRツマミギヤ(以後、小さいギヤ)を取り外します。
ブレーキパイプギヤは回転させると簡単に取り外せます。
取り外したブレーキパイプギヤ(金色のパーツ)は、マグネットブレーキ仕様時には使いません。
遠心ブレーキで使う際に必要となりますので、なくさないように保管して下さい。
※写真のブレーキユニットには8箇所にマグネットが入っていますが、
製品は6箇所に入っています。マグネットは2個まで追加が可能です。
ブレーキユニット裏面のダボを、フレームB受ケ組のスロープ状になっている切り欠きに合わせてはめ込みます。
その後ブレーキユニットを回転させて一番奥まで押し込みます。
ダイヤルをMIN.方向へ回し切った角度に設定し、ダイヤルの軸に小さいギヤを乗せます。
ギヤの穴の平行部分と、ダイヤルの軸の平行部分を合わせるようにしますが、
その時に小さいギヤを無理に押し込むと破損しますので、
ブレーキユニットをほんの少し回転させてギザギザ同士が無理なく噛み合うように調整して下さい。
その後、固定ボルトで固定します。
ゴムリングがクッションになっていて少しキツいですが、
固定ボルトを締めすぎると軸内のネジ山が潰れますのでご注意下さい。
組み立ての際は、フレームB受ケカムと本体Bカムレバーは写真のように重ねます。
重ねた2つのパーツは、写真のようにフレームB受ケ組に取り付けます。
ブロンズ色の座金を挟んでカップ組を乗せ、固定ボルトで仮止めします。
矢印の部分に小さな突起があり、突起を本体Bの内側になるようにひねってから固定ボルトをしっかり締めます。
正しく組み立てると、先ほどの突起は外側から見えなくなります。
これで組み立ては完了です。