スクリュータイプのマグネットブレーキです。
ねじ込み量でブレーキ力を調整しますので、微調整が可能です。
すべてのシマノ用マイクロキャストスプールに対応はしておりません。
対応機種はあらかじめご確認ください。
材質 | 本体:ポリアセタール樹脂(POM) オーリング:ニトリルゴム 磁石:ネオジム磁石(φ4×3mm 4ヶ) |
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主要サイズ | 調整範囲:約2.5mmのストローク 最小値(ネジを締めこみ短くした状態):約16mm 最大値(ネジを緩めて長くした状態):約18.5mm 直径(本体部分の最大値):20.0mm |
重量 | 5.2g |
Microcast Spool CNQ5020TR(カルカッタコンクエスト50/51用)
Narrowcast Spool 01CNQ5020RN(カルカッタコンクエスト50/51用キット)
カルカッタコンクエスト101を例に説明します。
リールから『本体枠B受ケ組』を取り外します。
ブレーキユニットを『本体枠B受ケ組』のベアリングが入っている円筒部に、奥までねじ込んで取り付けます。
コンクエストの場合、ブレーキユニットのフット部の下には少し隙間ができる程度まで入ります。
こちらの方がブレーキが強く効きます。
(磁石が、スプールセンターの平らな壁面に対してブレーキをかけるような方式です。)
ブレーキの下部に切りカキがありますが、その部分が写真のような位置になるように取り付けてください。
パーミングカップに直接ブレーキを取り付けるリールは(メタニウムMg、アルデバランなど)ブレーキ自体の向きはありません。
スプールを組み込み、『本体枠B受ケ組』を取り付けて完了です。
全長を長くすると、スプールセンターの壁面に磁石が近づきますので、ブレーキ力が強くなります。
全長を短くすると、その逆になりますので、ブレーキ力が弱くなります。
ネジのピッチは0.5mmになっておりますので、頭部を1回転させると、0.5mm出入りします。
取り付け後、スプールとブレーキの頭部が触れない状態(スムーズに回転)であれば、問題ありません。
調整前にバックラッシュをしないよう、ご心配な場合はできるだけブレーキが強く効くように、磁石面をスプールセンターの壁面に近づくように調整しておいてください。
機械ブレーキの調整ですが、ブレーキを効かせなくても、スプールに左右のガタがでないようにしてください。
(磁石とスプールセンターの壁面の距離が変わってしまうので、ブレーキの効きが不安定になります。)
調整は、都度『本体枠B受ケ組』を外しておこなってください。
●カルカッタコンクエスト51S
『本体枠B受ケ組』が付いたリールはこちらと同じになります。
●09アルデバランMg
パーミングカップがフリップオープンタイプのリールですが、
本体を分解し、シャフトが抜けるようにEリングを外してください。
※写真のリールは、さらにシャフトを抜いてしまっています。(分解ではなく、その部分は破壊です。)