Microcast Spool MT1620RI(溝深さ2.0mm)
Microcast Spool MT1636RI (溝深さ3.6mm)
Microcast Spool MT1670R (溝深さ7.0mm)
リール:16メタニウムMGL XG RIGHT
シマノ 16メタニウムMGL用マイクロキャストスプールです。
16メタニウムMGLはパーミングのしやすいデザインと、軽量な自重によりオールマイティに活躍するリールです。
リールの使用目的も幅広いため、専用スプールも3種類をラインナップしました。
浅溝タイプのMT1620RIはベイトフィネス専用リールで扱うような軽量リグを正確にアプローチしたり、
シャッドや小型クランクの早巻きをする際にベイトフィネス専用の小径スプールに比べて
速いスピードでリトリーブが可能で、より手返し良く釣りが展開出来ます。
中間の溝深さとなるMT1636RIはミディアムライト~ヘビークラスのタックルに
柔軟に対応するオールマイティなスプールです。
巻くラインの太さに応じて軽量ルアーから重めのルアーまで高い次元で使用可能です。
深溝タイプのMT1670Rはビッグサイズ狙いやパワフルなリバーバス攻略に。
また陸っぱりからの大遠投に不可欠な太ラインを充分ストックできるキャパシティです。
太いラインでヘビーカバーへテンポ良く打ち込んでいくフリッピングにもお勧めです。
MT1620RIとMT1636RIのブレーキシステムは「マグネットブレーキ」または、
「純正SVSインフィニティを移植」、のどちらかを選んでご使用下さい。
MT1670Rは「遠心ブレーキ専用」となりますので、
純正のSVSインフィニティを移植してご使用下さい。
材質 | スプール部分:超々ジュラルミン(アルマイト加工により着色) シャフト部分:ステンレススチール |
---|---|
主要サイズ | MT1620RI 溝深さ:2.0mm MT1636RI 溝深さ:3.6mm MT1670R 溝深さ:7.0mm |
適合リール | 16メタニウムMGL LEFT/RIGT 16メタニウムMGL HG LEFT/RIGT 16メタニウムMGL XG LEFT/RIGT |
スプール | 重量 | 純正に対する重量比 |
---|---|---|
MT1620RI | 11.4g | 96.6% |
MT1636RI | 11.8g | 100% |
MT1670R | 11.8g | 100% |
純正スプール | 11.8g | - |
※生産ロットによって、多少重量が前後する場合がございます。
※純正スプール、弊社製スプール共に、SVSのない状態で測定したものです。
※SVSインフィニティ、ブレーキユニットの重量は2.6gです。
スプール | PE0.8号 |
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MT1620RI | 110m |
純正スプール | 280m |
スプール | フロロカーボン3.5号(14lb) |
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MT1636RI | 50m |
純正スプール | 70m |
スプール | フロロカーボン4.0号(16lb) |
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MT1670R | 95m |
純正スプール | 65m |
※Avail製スプール ラインキャパシティ目安表
に一覧があります。併せてご参照ください。
※ナイロン、フロロ、PEとも使用するラインのメーカーやモデル、また糸巻時のテンションの掛け方によって差異が発生します。あくまでも糸巻量の目安として活用ください。
スプールリムを用いてサミングをしますと、摩擦によりアルマイトが剥がれるおそれがあります。
特にサミングはスプールの糸巻き面で行ってください。
スプールにラインを巻く際、テンションを強くかけ過ぎると破損の原因となります。
特にナイロンラインのような伸びのあるラインを巻く際には、テンションをゆるめに巻いてご使用下さい。
スプール軸にOリングが付属します。マグネットブレーキを使用する場合は、そのままご使用下さい。
Oリングの位置が分かりやすいよう緑色に色を付けていますが、実際の色は黒です。
スプール軸にOリングが付属します。SVSインフィニティを移植して使用する場合は、
写真の様にOリングを取り付けてご使用下さい。
Oリングの位置が分かりやすいよう緑色に色を付けていますが、実際の色は黒です。
MT1620RIとMT1636RIはスプール内壁にブレーキディスクを装備していますので、
マグネットブレーキまたは遠心ブレーキ(同時装着は不可)に適合します。お好みで選択してご使用ください。
MT1670Rはブレーキディスクを装備していませんので、遠心ブレーキ専用となります。
純正のブレーキユニットを移植してご使用下さい。
SVSインフィニティの移植方法は下記リンクよりご確認下さい。
NEW SVSインフィンティ用プラー 商品ページ
マグネットブレーキは、外部ダイヤルを6にした時にスプールに接触しない位置に調整してご使用下さい。
シマノリールの外部ダイヤルは、SVSインフィニティがよどみなく機能するために作られていますが、
当然アベイル製マグネットブレーキでの機能を考慮しておりません。
そのため、正しく調整した際にもブレーキ目盛りの1や2の時には
ほとんどブレーキが効かない状態となりますが、不良ではありません。
ブレーキの効く範囲内で調整してご使用下さい。
リール本体に取り付ける際、マグネット固定部分のねじは最後までねじ込んだ状態ではベアリング受けに接触し、
取付けが出来ません。
また、正常に取り付けた際にも、マグネット固定部分を一番奥までねじ込むことは出来ません。
リール本体からサイドカバーを取り外し、フレームB受ケ組の3箇所に付いている固定ボルトを取り外します。
3箇所のうち外部ダイヤルの対角に取り付けてある固定ボルトは他の2本より短いです。
取り外したフレームB受ケ組を裏返して、ダイヤルを回しブレーキパイプギアを一番出た状態にします。
その後ダイヤル中央の固定ボルトを取り外します。
ブレーキパイプギヤを裏側から押して取り外します。
ツメがネジ状の切れ込みに引っ掛かっているので、外れない場合はさらに回してパーツが出た状態にして下さい。
マグネットブレーキ本体からヘッドパーツを取り外します。
マグネットブレーキ本体の内側のツメをフレーム受ケB組の切れ目に入れてねじ込んで下さい。
一番奥までねじ込みます。
外部ダイヤルの4が写真の位置に来るように、ダイヤルを取り付けます。この時点で固定ボルトでダイヤルを固定します。
ここまで来れば、後は組み立てるだけです。
フレームB受ケ組の3箇所を固定ボルトで固定してからヘッドパーツをネジ込みます。
組み立てが終わったら、ブレーキの調整をします。外部ダイヤルを1の状態でメカニカルブレーキを調整します。
メカニカルブレーキはスプールを組み込んだ状態で、左右にカタカタしなくなったところから僅かに緩めた状態に調整します。
メカニカルブレーキの調整が終ったら、外部ダイヤルを6に設定します。
この時点でブレーキがスプールに接触する場合は、ブレーキのマグネットを締め込み、スプールから離します。
接触しない場合は、接触するギリギリまでマグネットをゆるめ、スプールに近づけます。
16メタニウムMGLシリーズの場合、マグネット部を取り外した状態から、7回転ほどねじ込んだ状態が目安となります。
※写真はブレーキとスプールの位置関係が分かりやすいよう、
15アルデバラン50、Microcast Spool ALD1518TRを使用しています。
この状態をイメージして、ブレーキの調整を行って下さい。